Jazz Drummer、ロイ・ヘインズをNew YorkのVillage Vanguardで観た話
先日ジャズドラマーのロイ・ヘインズ氏が99歳で亡くなられましたね。
99歳まで現役でドラムを叩けていたというのもすごい事ですが。
そう言えば、1度だけですが生でロイ・ヘインズの演奏を見た事があり、その時の事を思い出しました。
1998年11月に、イベント企画会社を経営していた従兄弟の計らいでNew Yorkへ旅行に行きました。
その時に同行したのは従兄弟と息子さん、従兄弟のお友達、僕とベースの井手氏、僕のドラムの生徒でJanne Da Arcの前身のバンドのドラマーだったC葉君。
向こうに着いて何かライブを見に行きたいなという話になったんですが、当時はまだインターネットが普及してなかったので、ライブの情報をチェックするのにVillage Voiceという無料のタウン誌の様なものを見ると、たまたま今晩New Yorkの老舗Jazz ClubのVillage Vanguardにロイ・ヘインズのライブがあると載っていたので井手氏とC葉君と行きました。
確か当時のチャージは、日本円で1人1,500円〜2,000円位だった様な。安いですね。
そのライブはなんとGtがパット・メセニー!小さいGt.Ampを使っていたんですが、音はあのパット・メセニーの音でしたね!
あとのメンバーが誰だったか覚えてないんですが、僕たちの斜め後ろのテーブルのオッチャンが結構大きな声でステージに向かって話しかけていて、うるさいオッチャンやなあ…と振り向くと、なんとチック・コリアと奥さんでした!当時のチック・コリアは結構太っていましたね。
で、最後の曲でやはりステージからロイ・ヘインズに呼ばれて、2曲ほどゲストで演奏していました。
もちろんライブ終了後は記念にロイとチックに握手してもらいました。
偶然にもなかなか豪華なメンツのライブを観る事が出来ましたね。
R.I.P Roy Haynes